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2025.2.1

高校生からのプレゼント

先日、博多工業高校のインテリア科の学生が園児に卒業制作した積み木などを、園児にプレゼントしてくださるということで、こひつじの森保育園に来てくれました。

代表して受け取ってもらう5歳児にじ組さんに、高校生のおにいさん、おねえさんが来てくれるよと伝えると、「こうこうせい??」と普段関わらない子にとっては想像もつかない様子だったり、少しドキドキする様子もありましたが、楽しみに待っていました。

高校生のおにいさん、おねえさんも初めての経験に同じく緊張した様子でしたが、そこはさすが高校生!子ども達の前に立って自己紹介や作品についていろいろお話してくれました。

子ども達からは「どうやって切ったのですか?」「どのくらいの大きさの木でしたか?」と作品についての質問や「好きな食べ物は何ですか?」という可愛らしい質問が上がり、高校生も子ども達に分かりやすいように教えてくれていましたよ。

積み木にはひとつひとつ丁寧にこひつじの森保育園のシンボルマークまで入れて頂き、園での事前打ち合わせからたくさん考えて制作してくれた高校生たちの苦労や思いが伝わってきました。木のぬくもりやにおい、そして制作してくれた高校生たちのあたたかい思いをを感じながら一緒に遊ぶ時間も持つことができました。

遊び方を教えてもらったり、お話しながらだんだん打ち解けていく触れ合いの様子に心が温かくなりました。

作品に使った木材は油山のスギやヒノキの間伐材を利用しているとの事で、福岡市の農林水産局森づくり推進課の方から、福岡市の森づくりに関するお話もお聞きしました。

保育士以外の大人の話を聞く機会はなかなか無いので、子ども達も一生懸命に聞いていました。お話を聞かせて頂いた経験から林業について、森について等この機会に子ども達の興味関心が広がって行くと良いなと思います。

遊んでくれた高校生とのお別れの時間は、もっと遊びたいと名残惜しそうな子ども達でした。

お別れに握手をしたり、ギューッとハグをしたりして感謝の気持ちを伝えています。

いつか、この高校生たちが大人になって保育園に保護者として来てくれるかもしれませんね。

その時まで、大切に使わせていただきます。

素敵な機会を頂いた博多工業高校の皆様、ありがとうございました!!