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2021.6.19園だより<ズボンを脱ごうとしているところ>
1歳児 ふたば組 ~布パンツを履く心地よさを感じています~
こひつじ保育園では、トイレでの排泄が完了していない子どもも布パンツを履いて過ごしています。布パンツを履く目的は、パンツが濡れた時には、不快な気持ちを感じ「おしっこが出た」という感覚に気づくこと、濡れた際にはすぐに着替えて心地良さを感じることです。個人の健康状態や情緒に合わせ、クラスで話し合いながら無理なく進めています。
はじめは濡れたことに気付かずに過ごしていた子どもも、パンツが濡れて気持ちが悪いね。おしっこが出てるよ。着替えてきれいにしようね。」と伝えることで、その感覚に気付く様子がありますよ。濡れたことを「失敗」と捉えるのではなく、「排尿する感覚」や「濡れた心地悪さ」に気付く為のステップとして、前向きな表現で語りかけています。トイレで排泄できた時にはその喜びに共感し関わっています。便器に座って初めて排尿できると、驚いたように見たり、「あ!」と声を上げたりと様々な反応ですよ。
また、着替える際には、「すっきりしたね。気持ちが良いね。」等と語りかけています。パンツを嬉しそうに手に取ったり、自分で足を通したりと楽しみながら取り組んでいますよ。子ども達の前向きな気持ちを大切に、今後も取り組んでいきます。