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2021.6.26園だより

給食室 ~歯と口の健康週間~

 6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。

丈夫な歯やあごの発育のためには、よく噛むことが大切です。

先日、「かむにんじゃ」という絵本と手作りのパペットを使って、

子ども達によく噛むことの大切さを伝えに行きました。

「かむにんじゃ」は、よく噛まずに食べたおにぎりがのどに詰まってしまい、

痛がって泣いていたところに、かむにんじゃが現れ、

”よく噛むんだよ” ”ごはんをたくさん噛むと甘い味がするんだよ” と教えてくれるお話です。

子どもが痛がっている時には心配そうに見守り、にんじゃが登場すると嬉しそうな表情で話をきいてくれました。

最後は本の中にある ≪かむかむかむかむよく噛んで♪≫ という歌をみんなで楽しく歌い、給食をしっかり噛んで食べてねとお話ししました。

 パペットでは、おにぎりを食べている様子を見せながら、

「よく噛まなかったらどうなる?」「たくさん噛んだらどうなるかな?」と問いかけながらお話をしました。

みんな一生懸命に考え「よく噛まなかったら喉に詰まる!」「たくさん噛んだら歯が強くなる!」と答えてくれました。

一口を少なくし、ゆっくり味わい、奥歯でしっかり30回噛んでねとお約束をしました。

後日、再びお部屋を見に行くと「30回噛んだよー」「70回噛んだよー」「100回噛んだよー」と教えてくれ、嚙むことを意識しながら給食を食べていることが分かり、とても嬉しかったです。

 

これから子ども達に、楽しくわかりやすく食育ができたらと思います。