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2022.10.29園だより

給食室 ~蒸すってなあに?~

 先月、さくら・もも組んでお月見饅頭を作ったときのことでした。

子ども達に「丸めたお饅頭をこれから蒸してくるね」と伝えると

「蒸すってなあに?」と声が聞こえてきました。

そこで、給食時にその日に使用した調理器具を見せるとともに、焼く・炒める・蒸すなどの調理法を説明しました。

子ども達は、焼き魚やケーキに使用するバットや、炒め物に使用する大きな木べらなどに触れて、家庭で使用するものとは違う器具の大きさや感触に驚いたようでした。

 蒸し栗の調理法の説明をした際に、お風呂の湯気に例えました。

栗も、湯気で蒸すことで柔らかくなることを伝えると

「お風呂に入ったら手がふにゃふにゃになったり、シワシワになったりする!」と、

子ども達は、自分たちの疑問が日常で感じていることと、調理の方法が結びついて、少しでも理解することができたのかなと思いました。

実際のものを目にしたり、それを使ってイメージすることは、子ども達の興味や理解に深くつながっているのだと感じました。

これからも折に触れて、子ども達の『?(はてな)』に答えていきたいと思います。