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2020.11.28園だより

2歳児わかば組~異年齢児との関わり~

 先日、もも組(3・4・5歳児クラス)の友達がパン屋さんを開き、招待してくれました。戸外等で一緒に遊んだり、会うと優しく声を掛けたりしてくれる年上の友達が大好きなわかば組の子ども達は、「パン屋さん、いついくの?」と数日前から心待ちにしていましたよ。

今回は年中さんの友達がペアになり、年少さんと年長さんの友達が開くパン屋さんを一緒に回ってくれました。ペアになった友達同士で名前が分かるように、まずは保育者が仲立ちをしながら自己紹介をします。名前を呼び合うことで、より友達を身近に感じて話しかける姿がありまししたよ。

買い物をした後は、パンを「おいしいね」等と楽しそうに話しながら食べていました。

関わりを見守りながら、「おにいちゃん(おねえちゃん)が~~をしてくれたね」「嬉しいな」等と、年上の友達がしてくれたことにも気付けるよう言葉にして伝えるようにしています。そして、「ありがとう」と相手に一緒に伝えたり、誰かに「優しくされた」「手伝ってもらった」ときの喜びを感じられるような関わりを大切にしています。

すると、「年上の友達にしてもらったことを、自分も年下の友達にしてあげたい」という気持ちが芽生え、年下の友達や困っている友達に対して優しく関わる姿に繋がっています。それぞれの思いを大切にしながら関わり方についても伝え、喜びや自信を感じられるようにしたいと思います。

環境によっては異年齢児との関わる機会が持ちにくいご家庭もあるかと思いますが、身近な人との関わりの中で思いを伝え合う場面を作ってみてくださいね。きっと互いが優しい気持ちになれる時間になると思います。