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　わかば組では、その日の給食に使う野菜に触れ、観察する機会を設けています。

８月は、トウモロコシや玉ねぎなど夏野菜の皮むきを経験しました。

　先日、子ども達が剥いた玉ねぎの皮を使って草木染めをしました。

乾燥させた皮をみんなでネットに詰めていき、「バリバリしているね。」と言いながら、皮の感触を楽しみました。

　大きな鍋に玉ねぎの皮と水を入れ、カセットコンロに火をつけると、子ども達は、「えっお料理するの？」と驚いた様子で目を輝かせていました。

鍋がだんだん沸騰して、透明だった水が茶色に色づいてくると「おいしそうな匂いがする」「煙（湯気）が見える」「お茶みたい」と期待に満ちた声が、たくさん聞こえてきました。後は、白い布を入れ、染まるのを待ちます。

　色ついた布を取り出すと、「わぁー」「オレンジになった」「これで何か作ろうよ」と、拍手と歓声が上がり大興奮でした。

　普段は捨ててしまう玉ねぎの皮も草木染として使うことで、楽しさや発見の元となり、完成するまでどんな色になるのか、どんな仕上がりになるのか、とてもわくわくした経験となりました。布は自然の優しい色に仕上がり、今後行事で使う予定です。