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　今月、幼児クラスの運動会が開催されます。

テーマは「ももたろう」です。

運動会に向けてももたろうの物語に親しみを持てるよう、子ども達が育てた「もちきび」を使い、きび団子作りを行いました。

　はじめに、稲からきびを採る作業をしました。

お皿を裏返して使って、腕に力をぐっと入れると、ポロポロと簡単に脱穀することができました。

子ども達は、採れたてのきびを観察したり、匂いを嗅いだりと興味津々です。

　もちきびに水を入れて加熱し、すり鉢に入れ、すりこぎですっていくと、だんだんお餅のような弾力が出てきました。

調理していく中での「もちきび」の変化に『すごい！モチモチしてきたね！』と声が上がり、優しく混ぜ合わせたり丸めたりと楽しく作っていきました。

　子ども達は友達と一緒に『ももたろうは、このきび団子を食べて、鬼退治に行ったんだよね』

『なんだか力が湧いてきた！』と物語の場面を想像しながら、自分たちで作ったきび団子を味わっていました。

きび団子作りの体験を通して、子ども達一人一人がももたろうの物語のイメージを感じとることができました。

運動会ではどんな『ももたろう』になるのか楽しみです。