お知らせNEWS

　こひつじ保育園では、毎月避難訓練を行っています。

5月は、『給食室からの火災』を想定した訓練を行いました。

　事前に子ども達には、紙芝居や絵を使って、火災のことや避難の大切さを話しました。

また、今回は非常ベルが鳴ることも伝え、落ち着いて避難ができるように備えました。

　子ども達に避難する時のお約束事、『お・は・し・も』の話をしました。

『お』押さない、『は』走らない、『し』喋らない、『も』戻らない、と一つ一つ絵を見せていきました。

真剣な表情の子ども達からは、「押したら危ないよ」「転ぶよ」など声が聞こえてきました。

　避難訓練当日、「給食室が火事です」と、職員の声とともに大きな非常ベルが鳴りました。

「〇〇先生まで集まって」と、保育者が手を挙げ声を掛けると、園庭で遊んでいた子ども達は、みんな真剣な表情で駆けてきました。

驚いた様子で保育者に抱かれる子もいましたが、避難訓練と分かると非難の約束を思い出し口元を押さえ、みんな泣かずに落ち着いて避難することができました。

保育者は、声を掛け合い子ども達が全員揃っているか、怪我をした子はいないかなど安全確認を行いました。

　日頃から、万が一を想定して訓練を行うことで、身を守る行動ができると思います。

これからも私たち保育者は、災害時に冷静な判断ができるように、そして、子ども達には安全に非難することや訓練の大切さを伝えていきます。