お知らせNEWS

2022.9.10園だより

3・4・5歳児 もも組 ~ぽっちゃん、ありがとう!~

 先日、5月からもも組で飼育していたカタツムリのぽっちゃんを、こどもの森にかえしました。

きっかけは、子ども達の「ぽっちゃんいつまで飼うと?」という言葉でした。

「どうして?」と尋ねると、「虫かごが狭いけん、かわいそう」という言葉でした。

確かに、、、と思い、クラスのみんなにも意見を聞いてみました。

すると、「広いところに出してあげた方がいい」「土とか木がたくさんあるけん出してあげたい」

中には「寂しいからまだ飼っていたい」という意見もありました。

「こどもの森に出したら、また会えるっちゃない?」という友達の言葉にみんな納得して、

みんなでぽっちゃんを森にかえすことにしました。

ぽっちゃんを迎えて4ヶ月間、クラスのみんなで「ぽっちゃん」と優しく声を掛けながら、

お部屋の掃除、水やえさやり、土の交換などをしながら大事に育ててくれました。

最後は感謝の気持ちを込めて「ばいばーい!」「ありがとね~!」「元気でね~!」と、

思い思いに言葉を掛ける姿に温かい気持ちになりました。

ぽっちゃんを飼うと決めてから自然に帰るまで、子ども達が主体となって考え、行動してくれました。

この経験を通して、カタツムリについての知識だけでなく、身近な生き物に愛情をもって接する心が育っているな、と感じました。

今後も経験を通して、考えたり感じたりしながら、豊かな心を育んでいきたいと思います。