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　先月からメダカの観察に夢中になっている子ども達は、毎日「げんきかな？」「およいでいるね」などと、水槽の中を眺めています。

ある日、子ども達との会話の中で、「前に作ったおさかなみたいに、メダカさんもお部屋で泳ぐかな？」という声が聞こえてきました。（クラスで以前に海で泳ぐさかなの制作をしたのです。）

そこで、子ども達に「メダカの池を作ろう」と提案し、制作を始めることにしました。

親しんでいる絵本『めだかのきょろちゃん』を参考にしたことで、子ども達のイメージがより湧き、ワクワクする様子が見られました。

　池の水は、折り紙でちぎり紙をして表現しました。

折り紙が破れる音や、糊の感触の面白さを味わっていました。

池の周りの石は新聞紙を丸め、テープで固定しました。

ぎゅっと力を込め「まるくなったよ」と見せてくれたり、「ハンバーグみたい」と友達同士で話をしたりしながら、楽しんで作っていました。

　メダカは好きない色の台紙を選び、目や鱗を自由に貼りました。

１人ひとりオリジナルのメダカが出来上がっていてとても面白いです。

池の中にメダカを貼る時には「メダカの学校」を保育士と一緒に歌いながら、どこにしようかなと迷っている姿が微笑ましかったです。

「きょろちゃんみたいで、みんなたのしそうだね」と声を掛けると「かわいいね」「およいでいるみたいだね～」「わたしのはあれ！」などと喜ぶ姿が見られました。

　これからも子ども達の声に耳を傾けたり、何気ない会話を拾ったりしながら様々な活動を展開していき、楽しく過ごしていきます。