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　９月は、子ども達が楽しみにしていた油山へのバスハイクがありました。

夏から秋にかけて変化していく自然の中を、ガイドさんの紹介を聞いたり、子ども達自身で探したりしながら歩いていきました。

　道中、きのこや虫を見つけて「見てみて！」「高い所にもあるよ」と嬉しそうに教えてくれました。

クモやバッタを手の平に乗せて近くで見たり、そっと花の匂いを嗅いだりと、見つけた生き物に触れていました。

キリギリスやコオロギを見つけて「こおろぎ　ころころりん♪」とこおろぎや虫の声を歌ったり、

「きのこのかさって、どれのこと？」とガイドさんに尋ねて教えてもらったりと、

子ども達が日ごろ絵本や図鑑、歌を通して知っている虫や植物の本物に触れる貴重な機会となりました。

　子ども達にも親しみのあるドングリやヒノキの実をはじめ、珍しい木の実をたくさん見つけることが出来ました。

ノグルミという木の実を両手いっぱいに集めて見せてくれた子もいましたよ。

部屋に飾ってあるノグルミを眺めながら、「みんなで集めたよね」「また行きたいね」と

楽しかった思い出を分かち合っている子ども達の姿がありました。

　季節と共に自然の姿も、少しずつ変化していきます。

次の機会に油山を訪れた時には、また新しい発見があることかと思います。

子ども達が自然に触れる機会を通して、

「どんな生き物がいるのかな？」と興味や関心を持ったり、五感を使って感じたことに共感したりして、子ども達の好奇心や知りたいという意欲につなげてきます。