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　葉物野菜が苦手で、なかなか食べようとしない子は多いかと思います。

給食でも緑色の料理を見ただけで「いや！」と拒否してしまう子もいます。

10月はそんな葉物野菜への苦手意識が少しでも和らげばと、わかば組でほうれん草サラダ作りを行いました。

　まずはほうれん草を小さくちぎっていきます。

ちっちゃくちぎちぎしてねーとお願いすると、みんな無心になってちぎっていました。

よく給食に出てくる小松菜と混同して「小松菜のほうれん草？」と先生に聞いている子もいました。

どんな匂いがする？と聞くと「とうもろこしのにおい」と答える子がいて、

7月と8月に行ったとうもろこしの皮むきも確かに葉っぱのようなにおいがしたなと思わず感心してしまいました。

小さくちぎり終えた次は、ほうれん草をざるに入れて洗います。

水を流しながら、ほうれん草をやさしくじゃぶじゃぶ。

手を洗う時より熱心に洗って「きれいになった！」と満足気でした。

洗ったほうれん草は給食の先生がお鍋で茹でて、流水で冷やします。

そして、しぼって、味付けをしていきます。

「お水がみどりになった」

「なにいれたのー？」

と調理する姿を興味津々で見ていました。

そうして完成したほうれん草サラダをみんなでいただきます！

自分たちでちぎって洗って、目の前で調理する様子を見たためか、

一口でペロッと食べてしまう子や少しずつ手に取ってもぐもぐと味わいながら食べている子など、みんなよく食べていました。

「ほうれん草おいしかった！」と言う子もいて、葉物野菜に対する苦手意識は薄れたかな？と嬉しく思いました。

今後も食育活動を通じて、子ども達が食べられる食材や料理が増えるお手伝いができたらと思います。