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2020.11.14園だより

3.4.5歳児 さくら組もも組 ~稲の収穫について~

 5月からバケツで育てていた稲が黄金色に実り、収穫をしましたよ。

土を耕す事から始め、子ども達も日に日に生長する稲の変化に驚いたり、観察を楽しんでいました。

 収穫した後は実食するために必要な手順を分かりやすく伝え、様々な道具を使いながら白米に近づけていきます。

稲を机の上で横に倒して茶碗を下向きにかぶせて引っ張る(脱穀)とブチブチブチ!という感触に「おもしろい!もう一回したい!」「きれいに取れたよ!」と声を掛け合いながら楽しんでいました。

 もみがとれたらすり鉢と野球ボールを使い玄米にしていきます。皆で交代しながらゴリゴリと擦ると「手が疲れた~」「こんなに力がいるんだね」と食べる米になるまでの過程の大変さも感じていましたよ。

皮が剥け米が出てくると「かわいい!お米の洋服が取れたね!」と喜び合う子ども達でした。

そして最後に瓶に入れて麺棒でつき、粉が取れたら精米(白米)の完成です。

土鍋で炊いて美味しく頂きましたよ。

 毎日食べている物がどのように作られているか知ることで、より食材に興味を持つ子ども達の姿が見られました。今後も食育の活動を通して食べ物を大切にしたり、作ってくれた人への感謝の気持ちが持てるよう関わっていきたいと思います。